一昔前まではDVDプレイヤーでソフトウェアアップデートが必要になるということはなかったと記憶しています。今時なブルーレイプレーヤーは様々なソフトウェアが内蔵されているため、そのバグフィックスや新機能の追加等を行う必要がありプレーヤーのソフトウェア更新を行う必要が出てきてます。
本日は先日レビューを行わせていただいたUBP-X700のソフトウェアアップデートを行ってみましたのでその手順をレビューしたいと思います。
Webでアップデート情報を確認
まずはSonyのHPから使用している機器のソフトウェアアップデートを確認してみます。
上記Sonyのサイト上にある検索ボックスに「UBP-X700」と入れて検索してみます。
すると、最新のソフトウェア情報が表示されます。
ここで確認すべきポイントは2点。
一つ目は「アップデート後のソフトウェアバージョン」で、下三桁が「277」とあります。
もう一つは、「アップデート内容」で、スクリーンミラーリングの接続互換性の向上
とあります。
このソフトウェアバージョンアップで得られるのはミラーリング機能の向上のみと読み取れますが、こういったソフトウェアバージョンアップでは必ず少なからずとも不具合の改善も行っているはずです。やらない手はありません。
本体のソフトウェアバージョンを確認
まずはソフトウェアアップデートの必要があるのか、本体側でインストールされているバージョンの確認を行います。
ホームメニューから「設定」を選択後、本体設定を選択します。
ソフトウェアバージョンがM43.R.0225となっており先ほどホームページでチェックした277では無いことが分かります。
オンラインでバージョンアップ
折角インターネットに接続しているUBP-X700ですので、ネットワーク経由でバージョンアップをしてみたいと思います。
「設定」画面の「ソフトウェアアップデート」を選択。
「ネットワーク経由でアップデート」を選択します。
インターネット越しに更新ソフトウェアをダウンロードしてバージョンアップ作業を自動的に開始します。
しばらく待ってみると、エラー画面が表示されてしまいます。
再度何度か試してみましたが、なぜか成功しませんでした。
Amazon PrimeやYoutubeは何ら問題なく視聴することは出来るのでインターネットとの接続には問題は無いはずなのですが、何故か不思議とエラーとなってしまいます。
ググってみると他にも同様な事例の方もいらっしゃるようで、もしかするとSonyのサーバ側に問題があるのかもしれません。(実はサーバーが存在しない?)
気を取り直してUSB経由でアップデート
ダメなものはダメと割り切って、PCで更新ファイルをダウンロードしてUSB経由でバージョンアップすることにします。
こちらのURLから更新ファイルをダウンロードします。
ZIPファイルとしてダウンロードされますので、解凍を行います。
回答すると、UPDATEフォルダーが現れますので、フォルダーのままUSBメモリーにコピーを行います。
ちなみに、フォルダーの中身はこんな感じ。
USBメモリーをUBP-X700に挿して、今度は「USBメモリーからアップデート」を選択します。
そうすると、自動的にUPDATEフォルダーの中を参照し、下の画面が表示されます。
あとは「はい」を選択するだけでバージョンアップ作業が開始されます。
しばらく待つと再起動がかかりバージョンアップ作業完了です。
無事M43.R.0277に変更されていることが分かります。
インターネット経由でのバージョンアップは上手くいかなかったものの、USBでの作業は全体を通しても10分程度で済む簡単なものでした。
ブルーレイプレーヤーのバージョンアップはなかなか行うものでは無いですが、やって損は無いと思いますので皆さんも暇な時間を見つけてやってみてはいかがでしょうか?