久しぶりのBlog投稿となった前回ですが、かなり間は空いてしまったので色々な要領を忘れてしまっており結構大変でした。
しかも、Youtubeチャンネルとの同時並行での作業となり、本当であればもう少し頻度上げて投稿していきたいのですが、暫くは週一程度の間隔でとなりそうですがご了承ください。
今回は前回と引き続きゼンハイザーのMKE200のレビューを行いたいと思います。
前回はミラーレスに接続してUSB、HDMIケーブルを接続した際のノイズの検証がメインでしたが、今回はiPhoneの外部マイクとしての利用を想定しての検証です。
Youtube動画
今回もYoutube動画アップしています。
まずはiPhoneをスマートフォンホルダーに取り付け
何がともあれ、まずはiPhoneを外に持ち出して撮影するためにはスマートフォンホルダーに取り付けないことには始まりません。
これまでもiPhoneで動画を撮影するためにSholderpodのS1を所有していました。このスマートフォンホルダーおよびグリップは気に入っていたのですが、今回の検証のように外部機器をシューマウントしたい場合には取り付けが出来なく(厳密には出来なくはないが、オプションパーツ等を別途購入しなくてはいけない)、拡張性に優れていませんでした。
そこで、Amazonを徘徊してみたところManfrotto社のPIXIクランプというスマートフォン用三脚アダプタを見つけたのでそれを購入してみました。
Manfrottoスマートフォン用三脚アダプターPIXIクランプ
Manfrottoのミニ三脚PIXI MTPIXI-Bはこれまでも持ち合わせていたのですがそれに買い足すようにスマートフォンホルダーも購入です。
少し安っぽいかな?と思わなくも無いですが、Amazonにて¥1,709となっており値段を考えると妥当といったところでしょうか。
ブラックとレッドの2色構成もいい感じです。
側面と、底面に三脚に固定するためのネジ穴が空いています。Sholderpodは底面にしかネジ穴がなかったのですが、このManfrottoのホルダーはスマホを横向き、縦向きそれぞれに対応可能となっています。
そして丈夫にはシューコネクタがあります。これがあるためにMKE200がiPhoneで使用できるということです。
iPhoneを取り付けるためには、背部にあるストッパーを解除して行います。
バネで伸縮しているだけなのでお手持ちのスマホのサイズに合わせて伸ばして入れ込むだけです。
スマホのセットが終わったら、少しグッとホルダーを押し込んで再びストッパーをロックするだけです。
バネの力だけでロックしてしまうとスマホが滑り落ちる可能性があるので、押し込むひと手間は必須作業です。
MKE200を取り付け
そしてシューコネクタ部にMKE200を取り付けです。
スマホの自撮り装備としてはコンパクトでいい感じですね。むしろα6400の横付けよりもコンパクトに見える感じです。
SHURE MV88の検証も
音質比較としてSHUREのMV88の検証を行いました。
MV88は接続コネクタとしてLighting端子を採用したiPhone専用外付けマイクとなっています。MV88本体に直接Lighting端子がついていますのでiPhone本体と隙間なく接続可能な状態である必要があります。
iPhoneのカバーで底面に厚みのあるスマホカバーを利用している場合にはこのMV88は使用できないので注意が必要です。
SHURE コンデンサーマイク MOTIVシリーズ MV88A iPhone iPad用 24bit/48kHz MV88A-A 【国内正規品】
- 発売日: 2016/05/31
- メディア: エレクトロニクス
音質チェック
iPhone内蔵マイク、MKE200、MV88を屋内、屋外にて音質のチェックを行いました。
屋内においては3つともそれぞれ検討をしており決定的にどれが良い、悪いとは言い難い感じです。
Youtubeにアップした動画を是非ご覧になって頂ければと思います。
屋外に関しては3つで差が出た感じですね。
撮影日当日は微風なコンディションだったのですが、内蔵マイク、MV88は風の音を拾ってしまい、声が聞き取りにくい結果となりました。
iPhone内蔵マイクではこの風切り音はもうどうしようもないと思いますので諦めるしか無いのですが、MV88はオプションでウィンドウジャーマーが販売されていますので、別途購入して対策を行う必要があります。
MKE200に関しては筐体にて風防機能を持っているため微風程度では風切り音は全く聞こえない結果となりました。音質に関しても全く問題ありませんでした。
MV88にはノイズ問題が
動画の中でも検証を行なっていますが、MV88にはノイズが集音されてしまうという問題を抱えています。iPhoneのモバイル通信(LTE)がオンの状態でMV88を使って録音するとノイズが入ってしまうという物です。
MV88を利用する場合は機内モード等にしてモバイル通信をオフに予めしておく必要があるので要注意です。
私はこれまでに、咄嗟に録画をする際にモバイル通信をオフにするのをすっかり忘れ、何度となく録画データを無駄にしてしまったことか。。。
ということもあってMV88の利用頻度が下がっていっていたのです。。。
MKE200はiPhoneの外付けマイクとしても優秀
屋外においては環境ノイズであったり、風切り音が発生したりとコンディションはその時次第といったところがあります。
MKE200はそういった場合においてもオールラウンダーとして立派にiPhoneの外付けマイクとして利用が可能であることが分かりました。
遊園地等、騒々しい場所での利用はまだ行っていませんが今後iPhoneにて動画を撮影する場合には必須なマイクであることは間違いありません。