私が自宅で使用しているPCはMac Miniで内蔵HDDとしては500GBのものになります。
普通に使っている分にはNASやiCloudにデータを退避させているので500GBでも十分なのですが、BootcampでWindowsのパーティションを確保していることもあって、若干内蔵HDDをでは心許なくなってきました。
本日は外付けHDDケースと750GBのSSDのレビューを行いたいと思います。
Inateck 2.5インチ HDDケース
まずは外付けHDDケースから。
今回はInateckのHDDケースを選択しました。Amazonには多くの2.5インチのHDDケースが販売されているのですが、商品を選ぶ上で重要視したのが、
・工具なしで簡単にHDDの着脱ができること
・USB-Cインターフェースを採用していること
の2点となります。
そのようなHDDケースはあるようであまり選択肢は無く、今回はInateckのHDDケースを購入することとしました。
ケースは自体はプラスティック製となっており、あまり高級感はありません。別に高級感は求めていないので全く問題はないのですが。
インターフェースはUSB-Cとなります。
ケースの蓋はスライドさせると簡単に開けることができます。
HDDはコネクタに挿すだけで特別な工具は必要ありません。
USB-Cケーブルは20cm程度のものが付属しています。
あとはPCに接続するだけ。
スペックを整理すると、このケースはインターフェースとしてはUSB-Cを採用しており、
USB3.2 Gen2となっています。USBの規格的には5Gbpsとなります。
一方で、このケースに内蔵されているチップセットとしては、ASM225cmとInateck社HPでは6Gbpsの性能があると書かれています。
HP上の記載では6Gbpsのパフォーマンスが出そうなのですが、USBとしては5Gbpsまでなので、結果としてこのHDDケースは5Gbpsの性能が出せるものということになります。
Inateck社製品HP
Inateck USB Type C 3.1 2.5インチ外付けHDDハードドライブディスクエンクロージャケース SSD用に最適、SATA III / II / Iにサポート 、工具不要- ブラック
しかし残念ながらUSB-CのHDDケースは2020年2月現在在庫切れになっており、 Micro-USBタイプの物が販売されています。形状の違いだけで基本スペックとしては同じ物だと思います。
Crucial MX300
今回しようしたSSDはCrucial MX300です。
このSSDはしばらく前に購入して放置されていた物を使用しました。
このSSDのスペックは、
・SATA 6Gbps
・シーケンシャル読み込み 530MB/s
・シーケンシャル書き込み 510MB/s
となります。
インターフェースとしては6Gbpsというのは良いのですが、読み書き共に約500MB/sと書かれています。
このGbpsとかMB/sってのが少しややこしいですね。
Gbpsというのはギガビット・パー・セカンド
MB/sというのはメガバイト・パー・セカンド
の略でどちらも転送速度を表記しているのですが単位が少し違うのです。
MB/sをGbpsに変換するには、8倍して1000で割るだけです。
500 * 8 / 1000 = 4
となりますので、読み書きとしては4Gbpsの性能があることになります。
・USBとしては5Gbps
・HDDケースのチップとしては6Gbps
・HDDの読み書きの速度としては4Gbps
となるので総合して4Gbpsが出ることになりますね。
早速Macに接続して性能を測ってみましょう。
読み書き共に約400MB/sの性能です。500MB/sがカタログスペックですが、若干下回った結果となりましたが、十分な結果です。
やはり段違いのスピードですね。
とは言え、外付けHDDとしては十分なスピードで、写真や動画、iTunes等の音楽ファイルの保存場所としては全く問題なく使用できています。
Macは一度購入してしまうと内蔵HDDの交換は出来ませんので、皆さんも外付けHDDを増設してみませんか。
Crucial [Micron製] 内蔵SSD 2.5インチ MX300 275GB (3D TLC NAND/SATA 6Gbps /3年保証)国内正規品 CT275MX300SSD1/JP
- 発売日: 2017/04/04
- メディア: Personal Computers