本日もNature Remo miniのレビューを行いたいと思います。
前回はNature Remoの基本セットアップとiPhone上のアプリからのコントロールを行うまでを記事にさせていただきました。
今回は、さらに一歩進んで念願のHomePodから音声でのコントロールを行う手順を紹介したいと思います。
Nature Remoアプリから履歴を残す
まずはiPhoneのNature Remoアプリから、音声でコントロールをしたいリモコンボタンを押して履歴を残します。
私は、電源、主要チャンネルボタン(1,3,4,5,6,7,8)、音声Up、Downボタン、無音等を押して履歴に残しました。
次に、ショートカットアプリを起動します。
マイショートカットから新しいショートカットを作成することにします。
新規ショートカット作成画面から"アクションを追加"をタップします。
先ほどNature Remoアプリで押したボタンが履歴として表示されます。
今回は6チャンネルボタンを音声登録します。
「テレビに6を送信」を選択します。
「テレビに6を送信」が選択されていることを確認して「次へ」をタップします。
ショートカット名を入力します。
今回は「ヘイSir!i テレビ6チャンネル」で動作させたいので、ショートカット名を「テレビ6チャンネル」と入力します。
これで完了です。
HomePodに向かって「ヘイSiri!テレビ6チャンネル」と呼んでみてください。無事テレビが6チャンネルに変わったことが確認できると思います。
この手順で、他のチャンネルや電源も入れてみてください。
たくさんのショートカットが作成されます。
連続した操作を行う場合
テレビの電源やチャンネル変更に関しては単発のリモコン操作で問題はないのですが、ボリュームのUp/downに関しては音声操作で1メモリ単位でいちいちUp/Downはやってられません。
我が家のテレビでは3メモリ単位で操作するのちょうど良い感じだと思います。
ここでは、一回の音声操作で3メモリのボリュームをコントロールする方法を説明したいと思います。
Nature Remoアプリから”+”をタップして「シーンを追加する」を選択します。
「家電を追加する」をタップしてリモコン画面からボリュームDownを選択します。
今回は3メモリの操作を行いますので、同じ操作を3回行います。
音量ダウンが3回登録されていることを確認してください。
また、名前を適当に付けてください。この名前は音声操作とは関係が無いため自分がわかりやすいもので大丈夫です。
保存を押して、設定を完了します。
作成できたアイコンをタップしてテレビのボリュームが正しく3つDownしたことを確認してください。
これは先のチャンネル登録の設定の時と同様に履歴を残すことも目的としています。
あとは、チャンネル登録の操作と同様に「ショートカット」アプリからショートカットを作成してください。
自身で設定した音声コマンドでボリューム操作ができれば完璧です。
なかなか増えていかないHomekit対応のIoTデバイスですが、正確にはHomekitには対応していないもののアプリを介してショートカットコントロールをすればHomePodから音声操作でリモコンを使えることになります。
ただの高級AirPlay2スピーカーではもったいないHomePodだと思いますので、皆さんもNature Remoの導入を検討してみてはいかがでしょうか?