今年夏のオリンピックに向けて多くの外国旅行者が日本に訪れることが予想されています。(コロナウィルスがこの後どのような影響を世界中に与えるかは分かりませんが。。)
そういったこともあって、主要交通機関内での外国旅行者向けのFree Wifiサービスが多く提供されています。
たまたま2日連続で新幹線に乗る機会がありましたので、新幹線内のFree Wifiに関するレビューを投稿させていただきます。
東北新幹線(JR東日本)編
新幹線内に乗り込みWifiを検索してみます。
その中に「JR-EAST_FREE_WiFi」があるので選択します。
初回接続時にはポップアップが開いてメールアドレスの登録が行われます。
自分のメールアドレスを入力して仮登録です。
そうするとすぐに登録したメールアドレス宛に確認メールが届きますので、その中にあるリンクをクリックして本登録が完了です。
その後ポップアップ画面に戻って「利用する」をタップして接続完了です。
いくらFree Wifiといっても速度が遅いとなると使い物になりません。
今回は東京〜宇都宮という短い距離間の乗車だったのですが、回線速度を測ってみました。
測定したのは2020年2月19日午前11時位です。
新幹線内(少なくとも私が乗車した車両)の乗車率は低め30%程度でしょうか。
ダウンロード17Mbps出ています。
全く問題ないスピード感です。これならYoutubeのようなストリーミングサービスの試聴も問題なさそうです。
次は大宮駅を抜け小山駅間です。
新幹線のスピードも都市部を抜けたため最高速近くで走行中です。
6.78Mbps、悪くないです。
どんどんいきましょう。
宇都宮駅前手前、停車に伴う減速が行われる前に測定。
4.4Mbpsです。郊外になるにつれて回線速度は下がっている気がしますがそれでもこれだけ出れば全く問題ないです。
東京、宇都宮間においては途中でInternet接続が切れるとかトラブルもなく問題なく使用することができました。この区間(大宮以降)はトンネルも存在せず、常に地上区間を走行するという好条件だったのは間違い無いです。
回線速度に関しては走行中の計測となるため必ずしもこの数値が体感上の正しい数値ではないかもしれませんが参考になれば幸いです。
東海道新幹線(JR東海)編
SSID「Shinkansen_Free_Wi-Fi」を選択します。
ポップアップで注意事項が表示されますので、一読して「サービスを利用する」を選択。
OSの更新やアプリのダウンロードは128kbpsの制限があると書かれています。
新幹線車内でアプリのダウンロードする人はそれほどいないんで問題はないでしょう。
次はログイン方法の選択です。メールアドレスを登録するか、SNSのアカウントを選択するかです。
FacebookはOut of Serviceとあり選択できません。またなぜかGoogleのアカウントも私が使用した際には利用できませんでした。消去法でTwitterを選択後認証成功です。
これは、最初の一回のみで二回目以降は認証の必要はありません。
まずは東京駅で停車中の車内でスピード測定
超安定の32Mbpsです。
走行中で無いのと、まだ乗客は少なめということで高い数値を計測です。
平塚付近で測定。
なぜかアップロードの数値が出ず。
トンネル部の多い小田原から新富士間は避けて静岡駅手前で計測。
5.83Mbpsと十分なスピードですね。
最後に三河安城手前で計測。
9.6Mbps超高速です。
東北新幹線と比較して乗客数の多い東海道新幹線ですが東京名古屋間では高速なWiFi接続が行えることが確認できました。
しかし、先にも書いた通り、小田原新富士間はトンネル部分が多く通信ができないというわけでは無いですが、回線速度が安定しない箇所もあり注意が必要です。
また、東北新幹線ではなかった、時間制限が東海道新幹線では存在します。30分毎に一度Wifiが切断されてしまいます。
再びポップアップが表示されるので、最接続を行うだけで良いので大きな問題はないとは思いますが。。
まとめ
東海道、東北新幹線共に難しい設定は必要なく簡単に新幹線内で無料のWiFiを使うことが出来ることを確認しました。
他の乗客とシェアして回線をシェアするため今回計測した回線スピードが毎回出るとは限りませんが、Webブラウジングやメール、SNSの閲覧等日常的なPC、スマホの使用用途では全く問題のないスピード感だと思います。
新幹線の車内で寝て過ごすか、仕事をするかはそれぞれですがいろいろな選択肢があるのは良いですね。