Pumigadgets デジタルガジェットなブログ

40代ITエンジニアが日常使用しているデジタルガジェットのレビューを行います。

【Powerbeats 突如発売】H1チップ搭載のイヤフォン

f:id:Pumigadgets:20200316231048p:plain

Powerbeatsが突如発売になりました。

ご存知でない方に簡単に説明すると、この製品はBeats Electronics社のイヤホンとなります。このBeats社は2014年にApple社によって買収された100%子会社になります。

 

Appleの子会社であるためAirPodsに採用されているW1やH1チップをbeatsからの各製品にも同様に採用されています。

 

Powerbeats製品紹介

この製品ははPowerbeatsシリーズとしては第四世代の製品となり、この製品が発売となるまではPowerbeats3として発売となっていました。

 

このPowerbeatsシリーズは耐汗・防沫機能を持ったスポーツ性を重視したモデルとなります。

https://www.beatsbydre.com/content/dam/beats/web/product/earphones/powerbeats/global/ecom/product-tiles/powerbeats-white.png.large.2x.png.large.2x.png

Powerbeats3からの更新点としてはAppleの最新のワイヤレスチップであるH1を採用していることです。Powerbeats3では第一世代のW1チップとなっていました。

H1チップを採用することによって省電力化が実現され満充電状態から最大15時間の連続使用が可能になりました。15時間となるとアメリカ西海岸までの航空機内で使用したとしても問題のレベル感です。

また、バッテリー切れとなってしまった場合にも5分の充電で1時間使用することが出来るFast Fuel機能を搭載しています。

 

この製品はカナル型のイヤフォンとなっており、先にも書いた通りスポーツ性を重視したモデルとなっているため、耳にフックでひっかけて固定する形状をとっています。

https://www.beatsbydre.com/content/dam/beats/web/product/earphones/powerbeats/pdp/powerbeats-pdp-p06.jpg.large.2x.jpg

 

今流行のフルワイヤレス型のイヤフォンではなく、ケーブルで接続されているモデルとなりますので、イヤフォンを使用しない際には首に本製品をかけておくことが出来ます。

https://www.beatsbydre.com/content/dam/beats/web/product/earphones/powerbeats/pdp/powerbeats-pdp-p07.jpg.large.2x.jpg

充電に関してはLightingケーブルを使って行います。

Lighting USB-Aケーブルが本製品には付属するようです。

また、製品HP上では読み取ることが出来なかったのですが、イヤフォンを収容するポーチも付属するようです。

https://www.beatsbydre.com/content/dam/beats/web/product/earphones/powerbeats/pdp/powerbeats-pdp-p12.png.large.2x.png

 

私個人的にはAirPodsのようなフルワイヤレス型のイヤフォンはあまり好みでは無くどちらかというと本製品のように首にかけられた方が無くさなくて済むため好きですね。

15時間使用可能となると朝家を出てから帰宅するまでの通勤を考えても全く問題になることはありませんね。

 

2020年3月16日現在beatsのHPでは14800円(税別)と書かれていますが、購入ページへのボタンはまだ生きていないようで実際の発売開始はもうしばらく後になるのかもしれません。(これもコロナウィルスの影響でなければ良いのですが)

 

色は、白、黒、赤の3色が展開されます。

Powerbeats Pro

Beatsからは完全ワイヤレスタイプであるPowerbeats proも販売されています。

この製品はPowerbeatsからケーブルを無くしたものと考えて良いでしょう。おそらくイヤーパッド部分の形状はほとんど変わらないのではと思っています。Powerbeatsと同様にH1チップを採用しているのでiPhoneiPad等との親和性は高い製品となります

https://www.beatsbydre.com/content/dam/beats/web/product/earphones/powerbeats-pro/pdp/pp-pdp-p3-imgwtext1-lrg.png.large.2x.png

 

Powerbeats Proは連続9時間動作で専用のケースで充電することによって最大24時間の使用が可能となります。

Powerbeatsと比較して連続での使用は劣るものの、ケースによる充電によってコンセントからの充電を行わずとも長時間の使用が可能というものになります。

確かにコンセントからの充電をせずに長時間の使用が可能になるのはメリットだと思うのですが、考えてみればモバイルバッテリーを使ってPowerbeatsの充電を行えば同じようなことが実現できると思っています。

 

スポーツ用途でAirPods Proでは心許ないという人向けの製品ですね。

 

Powerbeats Pro 完全ワイヤレスイヤホン - ブラック

Powerbeats Pro 完全ワイヤレスイヤホン - ブラック

  • 発売日: 2019/07/19
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

beatsX

同じカナル型でケーブルで左右のイヤーパッドがつながった製品としてbeatsXがあります。

これは先のレビュー記事で書いた通り私も使用している製品です。

 

pumigadgets.hatenablog.com

 

Powerbeatsとの違いといえば、搭載しているチップの違いが挙げられます。Powerbeatsは最新の第二世代であるH1チップが、このbeatsXは第一世代であるW1が採用されています。

f:id:Pumigadgets:20200316225624p:plain

 

beatsXは最大8時間の連続使用が可能となっています。

Powerbeatsの15時間と比べると見劣りはしてしまいますが、8時間であっても日常での使用には全くの問題はなしで毎日快適に使用ができています。

 

また、耐汗・防沫機能を持っておらずスポーツを意識した製品ではないため、イヤフォンを固定するフックは存在せずにイヤーパッドを耳に突っ込むだけのシンプルな形状となっています。

f:id:Pumigadgets:20200316225945p:plain

私はこのbeatsXをジムに行った際にも使用していますが、トレッドミルでランニング中にずれ落ちるとか、汗で壊れたとかそういったトラブルは全くないので軽い運動レベルでの使用には全く問題はないと考えています。

 

価格は9800円(税別)となっており、Powerbeatsと比較して5000円も安くなっているので、第一世代であるW1チップが気にならなければこちらを購入するのも良いかもしれません。

 

BeatsX ワイヤレスイヤホン - ブラック

BeatsX ワイヤレスイヤホン - ブラック

  • 発売日: 2018/10/03
  • メディア: エレクトロニクス
 

 

まとめ

現状beatsのイヤフォンは、beatsX、Powerbeats、Powerbeats Proの3ラインナップが存在します。

 

フルワイヤレス型が良いのであればPowerbeats Proが選択肢となり、そうでない場合はbeatsXが選択肢となります。

 

お手頃な価格感で多少ハードな動きにも耐えうるというニッチな用途向けにPowerbeatsは存在することになるのですが、皆さんはどのように考えますか?