本日は私のオンラインストレージの使い方に関して記事にしたいと思います。
皆さんは、オンラインストレージというと何を想像されるでしょうか?
メジャーなところではGoogle One(ドライブ)やDropboxでしょうか。Windowsなユーザの場合にはOneDriveを使われているケースも多いですよね。
私の場合はApple製デバイスを主に使っています。Mac x 2台、iPhone、iPadの4デバイスを使い分けている感じですね。また、家族全員も全てiPhoneを使っています。
そういった環境で真っ先に候補から落ちるのはMicrosoftのOnedriveとなります。
AppleユーザにとってOnedriveを使う理由はどこにも無いですものね。
そして一時はGoogle Driveを使用していたのですが、結局落ち着いたのはiCloudドライブとなるのですが、何故iCloudドライブにしたのか説明していきたいと思います。
iCloudドライブとは
iCloudドライブはApple社が提供するオンラインストレージサービスとなります。
Microsoftが提供しているOnedriveのApple版だと思っていただいて良いと思います。
iCloudドライブは"Apple ID"を作成すると5GB分の無料ストレージ空間が提供されます。
そもそも、このiCloudドライブはオンラインストレージとしての機能の歴史はまだまだ浅く、元々はiPhoneやiPadのオンラインバックアップのために存在していました。
そもそも最近のiPhoneでは128GBを始めとした大容量のストレージを持っています。そんなiPhoneのバックアップを行うにあたってはこの無料で使える5GBでは不十分になってきたので普通にiPhoneを快適に使用するためには有料であるサイズの拡張を行なっていく必要が出てきました。
iCloudドライブの有料プランに関して
iCloudドライブは5GB以外では下記のような有料のプランを提供しています。
5GB : 無償
50GB : 130円
200GB : 400円
2TB : 1,300円
これらの料金はサブスクリプションモデルで毎月の費用として請求されます。Google Drive等はiCloudドライブと同様に月額請求も可能ですが、年額払いにすれば若干のディスカウントが効いたプランも提供されています。
上位の200GB、2TBのプランに置いては家族で容量をシェアすることが可能になっています。
我が家の場合では私のデバイスにプラスして後3台のiPhoneが存在しますので、ファミリーで共有できるのは大きなメリットとなっています。
iCloudドライブの2TBオプションを契約
我が家は全ての端末がApple製デバイスであること、全家族で容量をシェアししたかったことを理由にiCloudドライブの有料サービスを契約することになりました。
容量としては最大サイズの2TBの契約としました。毎月1300円の出費は若干痛いですが、オンラインバックアップは重要なので仕方なしとしましょう。
私(iPhone、iPad及のバックアップ及びオンラインバックアップしたいファイル類)、嫁さん、子供2人がファミリー共有となっており、それらを全て2TB契約のiCloudドライブへ移行しました。
結果としては、私は200GBオーバーとなり、嫁さん、上の子は20GBオーバーという結果です。
私の場合は大量の写真ファイルを写真アプリで管理していますのでかなり大きなサイズになっています。
iCloudドライブの使い方
2TBという最高額(最大容量)の契約を行いましたが、そのほとんどの使い方としては先に書いた通りiPhone、iPadのバックアップが目的となっています。
後はこのBlogで使用している画像イメージのバックアップを行なっています。
Blogの記事の執筆においては、仕事の休憩中であったり、出先であったり、そして自宅で時と場合に併せて行っているので画像ファイルを自宅、仕事用のMacであったり、iPadで共有できることは大きなメリットがあります。
特にiOS12まではiCloudドライブ以外ではiOS上のローカルストレージとして使用することができませんでした。iOS13からはGoogleドライブであってもOnedriveであってもファイルアプリからほぼ同じように振る舞えるようになったのですが、私がオンラインストレージをiCloudドライブを選んだのはそれ以前でしたので、選択肢が多くなかったというのもあります。
iOS13.4からさらに便利になった
オンラインストレージを使用する目的としてデータのバックアップというのもありますが、もう一つの大きな目的は知り合いとのファイルの共有が挙げられます。
特に私の場合は会社の同僚と年に一度旅に出ているのですが、その際に撮影した写真ファイルをその同僚と共有する必要がありました。
これまでは、共有ファイルのためだけにGoogleドライブを使用していました。Googleドライブのメリットは恐らくほとんどの人がGoogleのアカウントを持っているということにあります。オンラインストレージで共有を行う際に共有用のURLを知らせてそのURLを知っている人は誰でもファイルを参照することのできる権限もありますが、その場合には意図しない人がURLを知ってしまえば覗けてしまうというのは若干のリスクを感じます。
ですので、共有したいユーザーにのみ参照権を与えるという意味ではGoogleドライブはありがたい存在でした。
しかし、iOS13からやっとiCloudドライブにも共有機能が実装されました。ウィルスの影響で次いつ旅行に行けるかわかりませんが、次回の旅からはiCloudドライブを使って写真の共有をしたいと思っています。
RAWデータのバックアップ
iCloudドライブの最大容量は2TBとなっています。私の現状ではまだ400GBしか使っていないので、現実的に考えてもまだまだ余裕のある容量となっています。
しかし、iCloudドライブでオンラインに保存していないファイルが存在するのです。それはミラーレスで撮影したRAWデータファイルとなります。
RAWデータは皆さんご存知の通り、ファイルサイズが巨大なものとなり流石に2TBといっても何も考えずにiCloudドライブにアップしてしまうとあっという間に埋め尽くされてしまいます。
そうなると、自宅のNAS等のストレージに保存しておくというのも案としてあるのですが、自宅のHDDドライブに保存するというのはあまり得策ではありません。自宅が家事になったら一瞬で終わりですし、もちろんHDDドライブの信頼性も高いものではありません。
そこで、写真ファイルの保存用に使用しているのは、Amazonフォトになります。
このサービスはAmazonのPrimeサービスに加入していれば、無料(というかPrimeサービスに含まれる)で使用できるのです。
さらに、信じられないのは写真ファイルであればどのようなファイルサイズであっても容量無制限で使用することができるんです。
さらにさらに信じられないのはRAWファイルでもOKという懐の深さです。
私はまだ61GBしかアップロードしていませんが、ちゃんと容量無制限と書かれていることがわかります。
Amazonフォトの注意点としては当たり前ではありますが、写真ファイルのみが容量無制限だということです。
私はRAWデータの現像はAdobeのLight Roomを使用しているのですが、AdobeのCloudも1TB使用可能です。Adbeクラウド上の写真ファイル(RAW)は作業用途でしか使うつもりは無いので一時的な置き場といった感じです。
まとめ
AppleユーザにとってはiCloudドライブとの親和性はもちろん抜群で純粋にオンラインストレージとして使用する分には全く問題の無いサービスだと思います。
また、iPhone、iPad等iOSデバイスを複数所有されている方にとってはiCloudへのバックアップを行う上では、有料の容量増を行うことは事実上の必須だと考えています。
唯一の欠点であったファイルの共有機能もやっと実装されましたのでこの欠点も今日現在では解決されました。
RAWで写真を撮られる方にはこれにプラスしてAmazonフォトは必須なサービスです。
恐らく一眼や、ミラーレスのカメラでRAW撮影している方のほぼほぼ100%がこのAmazonフォトを使用していると思いますが、JPGでしか撮影しないという人でも十分に満足いくようなサービスとなっていますので是非使ってみてください。