コロナウィルスが世界レベルで拡大を広げ、経済活動においても大打撃を受けている2020年春となっています。
私も本来であれば、国内外を問わず出張が予定されていたのですが、全てキャンセルとなり基本的には在宅での勤務を送っている毎日です。
オリンピックの延期に関しても取り上げられており、海外渡航はしばらくは出来ない状況が続くことが予想されています。
海外渡航が出来ないのであれば、コロナが収束となる時をじっと待って今は旅行のプランを立てることにしましょう。
本日は、アメリカ ユタ・アリゾナ 州にまたがるモニュメントバレーへ訪問した時の記憶を記事にしたいと思います。
モニュメントバレーへのアクセス
モニュメントバレーへのアクセスは様々な方法がありますが、今回は(も)ラスベガス を起点とするツアーです。
ラスベガスからは約650km(400マイル)となります。かなり遠いですよね。650kmは日本では、東京から弘前までの距離感となります。かなりのロングドライブとなりますので、運転者一人で旅程を組むのは避けた方が良いと思います。
どうしても一人でドライブをする必要がある方は、途中経路にホースシューベンド やアンテロープキャニオン、グランドキャニオンがありますので、これらを合わせて観光しながら宿泊していくプランを立てたほうが良いでしょう。
私の旅程では正午にラスベガスにてレンタカーを借りモニュメントバレーを目指しました。
途中でホースシューベンド (初めての人もいたので)に立ち寄り、宿泊先のThe View Hotelを目指目指すことにしました。
途中、昼食、ホースシューベンド観光、夕食を行い結果ホテルに到着したのは22時頃でした。
時刻の考え方が難しい
このモニュメントバレーはナバホ族の居留地に存在します。場所としてはユタ・アリゾナ 州に属しているのですが、ナバホ族が管理するナバホネーションと呼ばれる凖自治領となっており、ナバホ独自のルールが適用されています。
旅の出発点はネバダ州のラスベガス 、TimeZoneとしてはアメリカ太平洋標準時間(PST)でサマータイムが導入されているため夏時間としてはUTC-7となっており、また冬時間はUTC-8となります。
ユタ州は山岳標準時間(MST)となっており、夏時間はUTC-6、冬時間はUTC-7となります。
ネバダ とユタの間では1時間の時差が存在することになります。
しかし、ナバホネーションは独自のタイムゾーンが存在し、サマータイムは導入されていません。夏であろうが冬であろうがUTC-7のままであることに注意が必要です。
ですので、結果としてサマータイム中においてはネバダ (PST)とナバホネーション内の時差は存在しないことになりますので注意しておいてください。
The View Hotelに宿泊
さて、アメリカの大荒野を激走してやっとホテルに到着です。
今回宿泊したのは「The View Hotel」です。この選択は間違っていませんでした。かなりお勧めのホテルで、モニュメントバレー観光においてはこのホテル一択と思って良いです。
モニュメントバレーの最寄りの町はカエンタとなり、こちらにもホテルはいくつか存在するのですが、The View Hotelは公園内にあり、(恐らく)全部屋からモニュメントバレーの壮大な風景を見ることができるのです。
部屋の写真です。
どこかネイティブアメリカン調の柄で統一されておりとても清潔で良い部屋でした。
夜中に部屋から撮影
ホテルでは光量をかなり抑えており、写真では明るく見えるかもしれませんが、実は真っ暗です。
星空の撮影にも最高
ホテルの光量がかなり抑えられているということと、ホテル以外に人工物が全く無いということから夜中に星空を撮影するにも最適な場所となっています。
私が撮影したボロミラーレスのレンズでもこういった写真を取ることが出来ます。
実は訪問したのは2016年なのですが、今ならもうちょっと良い星空が撮影できたんだろうと思っています。
明るいレンズを持ってもう一回訪れた居場所ですねー。
夜が明けてツアー開始
こんな綺麗な星空が撮影できて、夜もろくに眠れないそんな宿泊だったのですが、日が開けるとこれまたすごい風景です。
到着したのは夜中でまだモニュメントバレーの風景を全く見ていない状態で夜が明けてくるのです。
凄すぎる風景が徐々に現れてきます。
早朝の霞も素敵な風景です。
繰り返しとなりますが、これらの写真は全てホテルの部屋から撮影した風景です。
The View Hotelでないと撮影は現実的ではありませんので必ずこのホテルに宿泊することをお勧めします。
そして朝食を取ってツアー開始です。
ツアーは自分の車を使って回ることも可能ですが、ナバホの人たちによるツアーに参加することをお勧めします。
パーク内は広大なので、ツアーで回ることによって効率的に見て回ることができるからです。
前日に雨が降ったこともありぬかるんだ道を荷台に乗せられひたすら走行。
セダンだとぬかるみにハマって走行できなくなるかも。
あとは絶景をひたすら見て回るだけです。
まとめ
私が過去に訪問したアメリカの大広野の中でも最も好きなモニュメントバレーいかがだったでしょうか?
最寄りの都市からは少し離れた場所にあるので旅程を組むのは少し大変かもしれませんが、是非皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか?